昨年までの恵比寿での会場とはうって変わって、今年は六本木の国立新美術館(あのガラスのカーテンのあるところ)で催されていました。
相当インパクトあったのはアート部門の奨励賞作品
「Super Smile」というひたすら笑顔でカメラ目線の女性が表情を崩さないで、歯を磨いて、就寝するまでの生活の一端を表現したショートムービー。笑顔もここまでやれば、結構こわい・・・だけどまばたきもしないなんてモデルもすごいな、とただただ感心。
審査委員会推薦作品では、アート部門/静止画の「lait, une couleur」と、
エンターテインメント部門/映像(CM)「ウイニングイレブン」。前者は写真ですが不気味で不思議な世界観があり、後者は馬鹿さ加減にひたすら爆笑。コナミ人気のサッカーゲームのCM「人生はサッカーだ。日常生活サッカー化宣言」オンパレードです(
詳細)。
会場は美術館の2階展示室で、写真美術館のときは数フロアに及んだ展示物も、広い1フロアにまとまった感じでしたが、見て回りやすい反面、ちょっと数が少なく物足りない感じもしました。
平成19年度(第11回)文化庁メディア芸術祭
2008年2月6日(水)〜2月17日(日)
国立新美術館 2階企画展示室2E