アンドリュー・ワイエス

ドラマ『あしたの、喜多善男』が最終回でした。全部は見れませんでしたが、結構今までとは違った感じのサスペンスでおもしろくて見続けていました。

その話のキーワード的存在で、シーンに度々出現してた絵画(画集)があったのですが、そのアンドリュー・ワイエス「クリスティーナの世界」(Christina's World, 1948)が気になったので、ちょっと調べてみました。
昨年青山ユニマット美術館の展覧会にも登場していたとは知らなかったのですが、父のN.C.ワイエスも著名な挿絵画家で、アメリカのリアリズム絵画の伝統を現代に受け継ぐアンドリュー・ワイエスは、生まれ故郷のペンシルヴァニア州チャッズ・フォードと、夏の別荘のある北東部メイン州という、ふたつの限られた地域を創作の場所とし、さらにアメリカの北の果て、メインの海を望む丘に立つ「オルソンの家」が代表作「クリスティーナの世界」の舞台だったようです。
絵の遠景に佇む、古い大きな木造の一軒家に二人きりで住んでいたのが、オルソン家の姉弟、クリスティーナとアルヴァロ。二人の寄り添いながら与えられた生を淡々と生きるその姿に深い共感を抱いたワイエスが、30年間にわたり夏が来るたびにこの家を繰り返し訪れ、この家の様々な顔とその住人たちを描き続けた作品のひとつが、この「クリスティーナの世界」だったというわけです。(参考)

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