パソコンの減価償却の仕方

確定申告の話。個人的には先月早々に済ませてきましたが、どうしても今回よくわからなくて、近所の税務署に行ってきいてようやく解決したことを、忘れずにここにメモしておきます。
それにしても数年前は全然なかった「フリーランスのための確定申告」みたいな本が、いきなり本屋に並び出してビックリです。そんなにフリー人口って増えてるのでしょうか、謎です。

【質問】
30万円以上のパソコンの経費の処理についてどうするべきか。そして逆に30万円未満のパソコン類は?

【回答】
青色申告の場合、30万円未満のパソコンは普通に経費として計上できます。そのときの区分は備品でも消耗品費でもどこでもOK。対して、1台30万以上した場合は、やはり減価償却を行います。
【所得税青色申告決算書】
例:2008年1月に、314,800円で購入したパソコンの場合の減価償却費の計算

減価償却資産の名称等/面積又は数量/取得価格(減却保証額)/償却の基礎になる金額/償却方法/耐用年数/償却率又は改定償却率/本年中の償却期間/本年分の普通償却費/割増(特別)償却費/本年分の償却費合計/専業専用割合/本年分の必要経費算入額/未償却残高(期末残高)/摘要

パソコン/1台/20年1月/314,800(〃)/定額/4年/0.25/12/12月/78,700円/未記入/78,700円/100%/78,700円/236,100円

というわけで、78,700円を損益計算書の「減価償却費」の項目に転記します。もちろん他にも複数減価償却したものがあれば、その合計額を記載します。

※取得価格と償却保証額は同額
※パソコンの耐用年数は4年。あと3年に分けて償却する必要があります。
※償却期間は、今年それを使用した期間なので、今回はほぼ1年使った、と見なして12分の12月。8月とかに買った場合は分子に1年の買った月+残りの月数を入れます(12分の5月)。
※普通償却費
=償却の基礎になる金額*償却率又は改定償却率*本年中の償却期間
=314,800*0.25*(12/12)
※本年分の償却費合計
=本年分の普通償却費+割増(特別)償却費=78,700+0
※本年分の必要経費算入額
=本年分の償却費合計*専業専用割合=78,700*100%
※未償却残高は償却していない残りの金額なので、所得価格から経費算入額を引くだけ

【今回の事例でわかったこと】
いつのまにか、税率が改訂されてたりするとややこしいですが、疑問に思ったら、ネットで一晩情報探すより、昼間近くの税務署に駆け込んで、申告相談窓口にいる税理士さんか職員さん捕まえて聞く方が全然早いです。しかも親切丁寧に教えてくれるので、忙しくても使わない手はないと思いました。
それにしても、今は安くてスペックの良いパソコンが多い中、なんて高いんだ。と思わずにはいられませんが、多分あと数年はそうことはないと思われ、またそういう事態になったときに確定申告のやり方忘れているんだろうな、いうわけで記載した次第です。

comments

   

trackback

pagetop