Macで建物と部屋の3DCG作成

知人のぱんださんのブログ記事で紹介されていた「Sweet Home 3D」(バージョン 1.8)というフリーソフトにMac版があるのが判明、早速インストールして遊んでみました。
このソフトは平面の間取りから、自動的に3Dの立体を作成してくれるツールなのですが、すごいのは感覚的に図形を描画するだけで、部屋が出来、壁を作成し、さらにドアや家具などをドラッグ&ドロップで配置するだけで間取りの3Dイメージが完成してしまう部分でしょうか。とにかく3DCG扱ってるのに、動作が軽い!のが驚異です(ロースペックな昔のMac miniでよく動きます)。
ソフトウェアのサイト(英語)の「Launch Sweet Home 3D」ボタンを押すと、Javaが起動し、インストールするプラットフォームを自動判別して、ダウンロードしてくれる仕組みのようです(うーん便利)。
Mac OS X v.10.4と10.5で使用可能。多言語に対応してますが、日本語版はまだの様子。操作メニューは全部英語ですが、よくある描画ソフト(Illustrotorとか)扱えるレベルなら、カンでなんとか作ることができるほど簡単です。個人的にいいな、と思ったのは、窓やドアのエクステリア関係と家具などのインテリア系の3D素材がだいたい揃っていて、プロパティで幅高さ奥行きを好きな様に変更できる点。だから平面の見取り図さえあれば、窓の大きさや高さを変えて、それでもってこのクローゼットを配置・・・意外と隣のデスクとのスペース的な問題が・・・なんてことが簡単にやれます。

ユーザーインターフェース(画像はヘルプより拝借)。
1.The furniture catalog(家具カタログ)----
3Dの家具・備品素材。配置したいパーツを選択したら3へドラッグ&ドロップ。
2.The home furniture list(家具リスト)----
3へ配置した家具などのプロパティ(詳細設定)。表示/非表示もここで切り替え可能。
3.The home plan(設計図)----
ここがメイン。ここで2Dの設計することで、4が連動して3Dが作成されます。
4.The home 3D view(内観3Dビュー)----
3で作られた設計図をもとに作成される3Dプレビュー表示画面。マウスで自在に視点を回転できます。

ちなみに、「Sweet Home 3D」はあくまで部屋作成なので、部屋の中からの視点でチェックできるのに対して、建物全体を作成する代表的なソフトで「Google SketchUp 6」というソフトがあります。Googleの提供なので、日本語版やチュートリアルなどが豊富に揃ってます。「Sweet Home 3D」と比較すれば、こちらの方がより一般的な3DCGソフトに近い感じがします(多分)。
さらにこちらは編集不可の便利な閲覧専用ソフト「SketchUp ビューア」(日本語版最新はバージョン5)も用意されていて、MacはOS X v.10.4以上で対応(とありますが、10.5だとなぜかインストールできませんでした。10.4は問題なし)。つまり、編集の方の「Google SketchUp 6」で保存する場合は最新の「SketchUp モデル(*.skp)」保存形式ではなく、「 SketchUp バージョン5(*.skp)」を選択する必要があります。SketchUp ビューアにも影設定のスライダーがついていて、日時指定するとその状態の影の表示をしてくれる機能がついているのが、また配布用としても使えそう!と感じました。


2つともよく見れば、用途も機能も結構違ってたりしますが、「Sweet Home 3D」で部屋の模様替えなど時にチェックし、家などの建物のシュミレーションや、外観のモデルが必要な場合は「SketchUp」を使いこなせば、なかなか面白いことができるかもしれません。

【追記】
ファイルの書き出し形式について。
「Sweet Home 3D」は2Dの設計図は「.svg」形式、3Dの部屋のモデルは「.obj」形式にエクスポートできます。SVGファイルは主にAdobe Illustratorなどで開け、編集が可能(Illustrator CSまで通常表示されますが、10だとクリッピングマスクの解除が必要)。OBJは一般的なCGソフトで開けるみたいです(Adobe Photoshop CS3 でも3Dレイヤーとして読み込むことが可能)。印刷だけならわざわざ書き出さなくても、プリントプレビューで上記画像の2、3、4のウィンドウが用紙一枚ずつに対応してプリントアウトできます。

「Google SketchUp 6」は2Dグラフィックスとして、JPG、PNG、TIFFに対応、さらにサイズや解像度もオプションで設定する事ができますが、3Dモデルは「Google Earth」形式(.kmz)のみ。有料版の「Google SketchUp Pro」で3DS、OBJ、CAD形式にエクスポート機能を拡張することが可能です。

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