オルセー美術館展@国立新美術館

前回(2007年)観に行ってから個人的には7年ぶりに「オルセー美術館展」を見てきました。なのでこの展覧会を国立新美術館で見るのも今回初ですが、それにしても、終了日の前々日、しかも会期最後の日曜とあって、だいぶ混雑してま(ちょうど別の展示室で同時期開催中の「チューリッヒ美術館展」も大盛況だったらしく、その分の入場者も含め会場全体人が多い感じで)した。
フランスのパリ・オルセー美術館を代表する至高の名画84点(作品リスト:PDF)が来日する絵画展で、テーマは「印象派の誕生」。19世紀後半のマネ、モネ、ルノアール、ドガ、セザンヌなどの時代の巨匠たちの大作を目の当たりに出来たのが良かったです。

オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―
2014年7月9日(水)~10月20日(月)
国立新美術館
印象派の殿堂、オルセー美術館から選りすぐりの名画が集結
  • パリ・オルセー美術館を代表する至高の名画84点が来日
  • マネに始まり、マネに終わる
  • 印象派が誕生した時代に迫る
  • 印象派、レアリスム、アカデミスム
公式サイト「見どころ」、フライヤーより
個人的には世界的にも有名なミレーの「晩鐘」見られたのが、良かったですね。実際に見ないと感じられない、絵の奥に見える日暮れ時の情景だったり、絵画全体に漂う空気感というか、描かれているこの農村のあるバルビゾンという場所には詳しくありませんが、手前の祈りを捧げる二人の人物の後ろに見える、見渡す限りの一面の畑だったりどこか寂しげで暖かみのある光景が伝わってくるぐらいの素晴らしい作品でした(ゴッホとダリも影響を受けた作品いうのもうなずけます)。そういえば、もうひとつのミレーの超有名作品「落穂拾い」の方は今回来てなかったようです(一応オルセー美術館収蔵らしい)。

2つのカンバスに分かれて一つの作品のクロード・モネの「草上の昼食」、横たわる美しい裸婦の女神とそのまわりを飛んでいる天使たちの絵であまりに人気あったので、ナポレオン3世がお買い上げしたという「ヴィーナス誕生」、ダンテとウェルギウスよりも争っている罪人の方の肉体美がすごいウィリアム・ブクロー「ダンテとウェルギウス」などの大作もかなりの迫力で圧倒されました。
あとは、ポスターやチケット等にも使用されているエドゥアール・マネの「笛を吹く少年」や、前回も見た(けど忘れていた)同じくマネの「アンリ・ロシュフォールの逃亡」、アンリ・ファンタン=ラトゥール「バティニョールのアトリエ」も再び見られたのも良かったです。病床の奥さんの姿を残すべくグラデーションで描いたモネの「死の床のカミーユ」も印象的でした。
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