風景との対話@東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

「東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館」の収蔵作品から風景がテーマの絵画作品展覧会に行ってきました。

約80点の選りすぐりの風景画コレクションは、思った以上に様々なタイプの作品が楽しめ、油彩画、日本画の他にエアブラシのまるで写真のようなグラフィカルで写実的なものや、幾何学的な抽象画作品もあり、風景画の奥深さを感じられた展示でした。

展示構成は全8部で

  • 第1章 フランスのエスプリ
  • 第2章 東郷青児の旅
  • 第3章 日本の風土
  • 第4章 異国の魅力
  • 第5章 意識の底の地
  • 第6章 日常の向こう側
  • 第7章 世界の感触
  • 第8章 思い出のニューヨーク州

で、第1章がフランスの作家中心の作品で、第2章が東郷青児の17作品、第5章がジャン・カロジェロとモニック・グルゴー他日本人作家の作品、第8章がグランマ・モーゼスの14作品、他は全部日本人作家の作品と、東郷青児も含め半数以上が日本人作家の作品を占めていましたが、日本画で動物を描いた作品や、室内静物を描いたものまで幅広かったです。

展示作品の大部分は東郷青児旧蔵のものがほとんどで、寄贈作品(モニック・グルゴー)、寄託作品(モーリス・ユトリロ、グランマ・モーゼス、岸田劉生、世良正、東山魁夷、山口華楊、東郷青児)の他にも美術館大賞作品やFACEグランプリ作品もありました。

チケットに使用されているのは福本章氏作の『ムラノの朝』という朝にどことなく霞がかったような、日が昇る美しい情景の油彩画ですが、こちらは第23回美術館大賞時の収蔵作品とのこと。

笠井誠一氏の『二つの卓上静物』という作品が物体自体は立体的ではあるものの、それ自体の影がなく、テーブルや壁が平面で不思議な遠近感のイラスト風な作品が個人的には印象的でした。

 

『風景との対話 - コレクションが誘う場所 -』展
2016年11月26日(土)〜12月25日(日)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

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